タイトルの意味とは

『リメンバー・ミー』は、英語での原題は『Coco』です。

ミゲルの一家の長老であるココばあちゃんの名前が、映画のタイトルになっています。

ここにも、「家族」を描いた映画のメッセージがあると、エイドリアン共同監督は語りました。

 

この映画のテーマは故人のことを忘れないというものがあります。

ココが代表しているのは、ミゲルの家族の中で一番年上の世代ということ。

一番年上であるということで、彼女が語らなければ消え去ってしまう、彼女は歴史のストーリーを守っている人です。

それが「死者の日」というコンセプトととても一致していると思いました。

一番年上の世代、祖先を大切にするということを強調するとともに、それを学んでいくことを伝えられればと思ってタイトルを決めました。【ピクサー】感動の最新作『リメンバー・ミー 』共同監督インタビュー 「音楽」が「家族の記憶」を繋ぐ名作の背景を聞く(ウレぴあ総研-ディズニー特集)

アナ雪作曲家による名曲「リメンバー・ミー」

日本では『リメンバー・ミー』というタイトルが付けられました。

これは、映画の中で歌われる、重要な曲のタイトルです。

ピクサーでは、ここまで音楽にクローズアップして描いた長編映画は『リメンバー・ミー』が初めて。

その音楽は、『アナと雪の女王』のロペス夫妻が手がけました。

多数の劇中歌の中でも、「リメンバー・ミー」は特殊な曲です。

サウンドトラックだけでも、「エルネスト・デラクルス・バージョン」「ララバイ・バージョン」「リユニオン」「デュエット」と、4つのバージョンの「リメンバー・ミー」が収録されています。

同じ曲が、1つの映画の中で、何バージョンも変えられて歌われるのです。

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