「両思いなのかなと感じる女友達がいて、この子の誕生日に告白しようと思っていました。
花束を贈ろうと考えて好きな花を聞いたら、彼女が何かを察したのか『キザなことを計画してる?』とかからかってきて、恥ずかしかったけどいい雰囲気だなと感じました。
気が強くて言い合いになっても引かない彼女なので、正面から『付き合ってほしい』と言うのが一番スムーズだろうと想像していたのですが……。
当日は彼女の部屋で一緒にサッカーの試合を観戦することになっていて、花束を抱えて緊張しながら行きました。
ドアを開けた彼女は、自分の好きなガーベラの花束を抱えた俺を見て『わ、告白する気満々だ』って言ったのですよね。
その時点でちょっとカチンときたのですが、『私から言ってあげようか?』ってニヤニヤするのを見たら気分が萎えてしまい。
ため息をついたら慌てたように『女性から言われるなんて、光栄じゃないの?』と言ってきたけど、こんな場面まで強気に出られたら、正直告白する気が失せます。
結局、彼女から『好きだと思っている』とは言われたけど、中途半端な空気で盛り上がらなかったですね。
男の気持ちを弄ぶような言い方は本当にやめてほしいと思います」(27歳/企画)
いわゆるツンデレのような、好きだけど素直な気持ちのやり取りを避けるような態度は、告白の場面では逆効果しかありません。
勇気を出して思いを伝えようとしているのに、その姿を茶化されたら誰だっていい気はしませんよね。
相手の気分を害したと気づいて自分から告白しても、萎えた好意を取り戻すのは本当に大変です。
肝心なところで素直さのない女性は損をするといえます。