カツカレーの発祥の地「銀座スイス」
「銀座スイス」は、創業は1947年、2022年には75周年を迎える老舗の洋食店のカレー専門店です。
同店は宮内庁御用達「宝亭」の総料理長だった、岡田進之助氏によって創業。
“カルカッタ風”のカレーソースが自慢なのですが、“カルカッタ風”とは、創業当時「帝国ホテル」でも使用していた名前とのこと。
小麦粉を使わないでとろ味を出し、すりおろした野菜を煮込んだカレーのことを指すそう。
現在、「帝国ホテル」では“カルカッタ風”という言葉は使用していませんが、同店はそのまま残しているのだとか。
昔ながらの製法にこだわったルウは、辛さの奥にやわらかな甘みを感じ、その味わい深さが銀座の街で人気となりました。
そして、そんなカレーを愛食していた客の1人である、元巨人軍の選手千葉茂氏が「カレーライスにカツレツをのせてくれ!」と言ったことから「カツカレー」が誕生。
現在は『元祖カツカレーの店』として、今も昔も変わらないオリジナルカレーを提供しています。
そんな同店では、もちろん「元祖 カツカレー」がイチオシのメニュー。
香りもビジュアルも垂涎もの。カツはポークとビーフが選べますが、やっぱりここはポークで!!
ポークカツは、厚すぎず薄すぎず、ほどよい厚み。揚げたてでピン!とした衣が、スプーンに触れただけで、サクサクの食感が伝わってくる。
濃厚なカレールウが付いた部分もサクサク!老舗洋食の店ならではのレトロな雰囲気と、昔ながらの味が楽しめました!
同店は、「ポークカツ・カレーサンド」(1,300円)や「ビーフカツ・カレーサンド」(1,500円)などの「カツサンド」も人気メニュー。
揚げたてのカツに、カレーをたっぷりと絡ませたサンドは、店内ではもちろん、お土産などテイクアウトにお勧め。
ヤエチカ店限定(1日20食・テイクアウト限定)の「ポーク&ビーフカツ・カレーサンド」(1,400円)も見逃せません!
まとめ
「TOKYO CURRY QUARTET」の4店舗全て実食レポートしましたが、どこのお店に行こうか迷ってこの記事を読んだ人は、さらに悩んでしまったのではないでしょうか?
レポートした本人も、次回どこに行こうか迷うくらいどこも秀逸。
店舗同士で似たようなメニューや味もなく、どこを選んでも間違いなく美味しいです。東京でカレーが食べたくなったら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね☆
TOKYO CURRY QUARTET
■東京都中央区八重洲2丁目1番 八重洲地下街中1号
■11:00~22:00(ラストオーダー21:30)
■公式サイト