日頃から、何気なく飲んでいる牛乳。
実はその牛乳には、意外な魅力が隠されていたのです。
しかもちょっと飲み方を工夫するだけで、より美味しく飲むことができるんです。
そこで今回は、幼少期から牛乳をこよなく愛し、これまでに500種類以上もの牛乳を飲み続けてきたという、ミルクマイスター®高砂(たかさご)さんに、おすすめの牛乳や牛乳の意外な楽しみ方を教えていただきました!
普段の牛乳の美味しさをアップデートしちゃいましょう!
牛乳を愛するようになったきっかけは?
ミルクマイスター®高砂さんは、そもそも牛乳をどんなきっかけで愛するようになったのでしょうか?
その経緯をうかがいました。
ミルクマイスター®高砂さん(以下、高砂)「幼少期から学生時代まで、ずっと身長が小さかったため、親が私の身長を伸ばそうと思って、冷蔵庫にはいつも牛乳が欠かさず入っていました。
どんなときでも、食事と一緒であっても、水代わりに牛乳を飲んでいて、私は自然と好きになり、欠かせない存在となりました」
幼少期に、牛乳が特別な存在となった高砂さん。
その後、デザインの大学に進んだ際、新たな牛乳への想いが芽生えます。
高砂「大学の授業の一環で、自分が一番好きなもののパッケージをデザインしようという課題が出た際、牛乳のパッケージデザインをすることにしました。
そのときにはじめて牛乳のことについて深く考えるようになり、調べたところ、消費量が年々減っているというニュースを目にしました。
そのニュースを見て自分が好きなものが飲まれなくなっている現状にとても切なさを感じ、私が何か活動することで牛乳の魅力を広めたいと思うようになりました。
牛乳は身近な食品ですが、ヨーグルトになったり、チーズになったり、アイスになったりその活躍はすごいのに、牛乳自体の存在はというと、あまりその魅力が伝わっていないのではないかと感じ……
もっとスポットライトを当ててあげたい!と一念発起し、さらに牛乳を愛するようになりました」
春夏におすすめの牛乳銘柄5選
これまでに、色んな種類の牛乳を飲んできた高砂さんに、春夏におすすめの牛乳銘柄を5つ教えてもらいました。
後藤牧場「やまべ牛乳」
「山形県の山辺町(やまのべまち)で地元の方に長年愛されている牛乳です。
今ではかなり珍しくなった、懐かしの瓶牛乳を今でも販売しています。
その懐かしさを感じるレトロなデザインと、まろやか濃厚な味わいからコアなファンの多い1本です。
これから暑くなる季節、風呂上がりの一杯にいかがでしょうか。銀座にある山形県のアンテナショップ等で手に入ります」
大山乳業「白バラ牛乳」
「鳥取の豊かな自然で育った牛から搾った生乳を使用して、搾りたてをパックにするまでの時間が短く、フレッシュな状態のまま出荷されています。
甘みとコク、うまみのバランスがとても良く、食事とも相性が抜群です!
都内のスーパーや新橋にある鳥取県のアンテナショップ等で手に入ります」