手作りするのは大変そうなイメージがあるみそですが、セリアで購入できる厚手の漬物用袋などを活用して、手軽に少量作ってみませんか?
材料は大豆・塩・麹の3つのみ。健康維持にも役立つ発酵食品は、子どもの食育にもぴったり。
大豆をつぶしたり、麴菌をおこす作業やみそ玉を丸めたりする作業は小さな子どもでも一緒に楽しめます。初めての方でも失敗しないよう、抑えるべきポイントを詳しく解説します。
セリアで入手すべきアイテムはこれ!
セリアでは、厚手の漬物袋と大きいタッパーを入手しましょう。
厚手の漬物用袋 110円(税込)
まず、今回のみそづくりで最も重要なのはセリアで買える「漬物袋 2枚入」です。
踏んだり綿棒で叩いたり伸ばしたりしても平気な厚みと、しっかり大きさがあるため混ぜやすいので、初めてみそづくりにチャレンジする方におすすめです。
1斗用(20L)2斗用(30~40L)4~5斗用(70~100L)の3サイズが販売されていましたが、今回作るのは2.5kg程度の少量のみそなので、1斗用で十分な大きさがあります。
耐冷温度はー30℃で冷凍もできそうですが、耐熱温度は書かれていないので注意しましょう。
大きめの保存容器「しっかりパックU 3L」 110円(税込)
木樽やホームセンターなどで販売されているプラスチックやホーロー製たるなどがあれば良いのですが、ない場合は家にある一番大きいタッパーや瓶でもOK。
できれば表面が狭く深い容器の方が向いていますが、今回は未開封の塩を重し代わりに使うので、このサイズがぴったりです。
注意点さえ守れば、ジッパーつき保存袋などの袋のまま熟成させる方法もあるので保存容器はなくてもOKですよ。
自家製みそのレシピ
◆材料(甘口・できあがり量約2.5kg)
大豆 400g
麹 1200g(今回は麦麹)
塩 290g
◆材料(辛口・できあがり量約1.6kg)
大豆 400g
麹 400g(今回は米麴)
塩 190g
ほかに、重し用の未開封の塩と、カビ予防に酒粕をのせる方は酒粕も用意しましょう。
みその味は大豆・麹・塩のバランスで決まります。大豆の量に対して麹が多いと甘口、少ないと辛口です。
大豆は茹でたり蒸したりすると元の重量の2.5倍前後になるので、その総重量から塩分濃度を計算します。
一般的には12~13%くらいですが、我が家ではやや低めの11.5%で計算しています。