パートナーと別のベッドで寝る理由

  • 子どもが生まれた時、3時間おきくらいに面倒を見ないといけないので、夫婦とも睡眠不足にならないために
  • 子どもが幼稚園にあがっても母親と寝たがるため
  • 看護師をしていて、夜勤もある上に夫と生活サイクルが違うから、お互い睡眠をきちんと取るためにベッドを分けた

これ以外の方は、詳細な回答をもらえませんでした。ですが、どうやらやはり子どもが生まれて、お世話が大変な時に、睡眠不足で夫婦共倒れになるとまずいからベッドを分けた、という方が圧倒的に多いようですね。

また、子どもがいないカップルでも、パートナーに遠慮せずぐっすり寝たいから、ダブルベッドをやめてベッドを分けたという方もいらっしゃるようです。

パートナーと別のベッドで寝ているカップルのうち、88パーセントはセックスレス

非常にデリケートな内容なので、この無記名アンケートの内容がどこまで信頼できるかは不明です。

ですが、コンドームメーカーDurexの調査によると、1年間のうちもっともパートナーとセックスを楽しむのはギリシャで、日本は最下位というデータが出ています。

この無記名アンケートでは、パートナーと別々のベッドで寝るようになったと答えたカップル64組のうち、定期的な性行為があると答えたのは、わずか12パーセント。

つまり、ベッドを分けて寝るようになった64組のうち、わずか7組ということになります。(64組中、57組はセックスレスということになりますね)

大手コンドームメーカーのデータと照らしあわせても信頼性があるデータだと思うのですが、ベッドを分けると、ただでさえ性生活が活発でない日本人は、さらにパートナーと愛し合う機会を持たなくなってしまうということでしょうか?

子どもが生まれてベッドを分けようと考えておられる方、せめてダブルベッドにするなどしてベッドを分けないほうが、夫婦の愛が冷めにくいのかもしれませんよ。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ