食が細くて給食が食べられず…

最後は、STEAM教育を活用して英語教育を提供している「STEAM English for kids」を運営する小川みかさんにエピソードを伺いました。

小川さん「娘がミルクの時期から普通食になるまで食が細かったため、保育園の先生方に協力していただきました。

定期健診時は毎回体重が足りないと注意受けていたにもかかわらず、飲み食べしてくれない時期があったり、体重が増えず成長曲線を下回ることもあったので、保育園の先生と情報共有を密に行い、なんとか少しでも食べてもらえるよう先生に注意して見ていただきました。

こちら側からは、好きな味付けや自宅でよく食べたもの、量など細かく連絡帳でお伝えしたり、先生からは、その日に出た給食でおかわりをして食べたもの、残したもの、量などを共有してもらい、自宅でも食べることができるものを増やしていきました。

また、味付けを多少変えられるようなものがあるときは、食べてくれる味付けに調整して食べさせてくれるなどできる範囲で配慮していただきました。

保育園の先生方が忙しいなかでも気にかけてくださったことがすごくありがたく支えになりましたし、一人で悩まずお互いが前向きに取り組める良好な関係を築けるよう自ら働きかけることは必要なのだと感じました」

ママと保育園の先生とのうまい連携によって解決に向かっていったとは、素晴らしいですね。

同じようなことで悩んでいるママは、ぜひ参考にしてみてください。もちろん、自分一人で解決できないときには、園の先生や専門家、ママ友に相談するのをおすすめします。

【取材協力】
徳丸 佳世さん
オンラインアシスタントサービスを提供するAND ASSIST代表。同サービスではOLを卒業後、専業主婦になったママ達が無理なく自分のペースで社会復帰できる職場環境を提供。どんな事情のあるママでも働くことを諦めないをモットーに、チーム体制でお客様の要望にお応えしている。

小川 みかさん
STEAM English for kids 代表
未就学児対象イベント運営3年間に1,000名以上の親子と交流。インターナショナルスクール講師・幼児教育サポートを経て「STEAM English for kids」を立ち上げる(名古屋市スタートアップ補助事業認定)

ライター。美容、健康、グルメなど、今ドキ女性が気になる情報をお届けしています。素朴な疑問を調査したり、専門家に聞いたりして、分かりやすく読者に伝えるのがモットー。