「ダメなものはダメ」であることを毅然とした態度で伝える
いくらよその子であっても危険なことをしたり、近所に迷惑を掛けるようなことをしたら、預かっている以上責任がありますから、直接注意をするしかありません。
子どもは大人が注意をしても聞かなかったり、あれこれ言い訳をしながら話をそらしたりしますが、そういった子でも「ダメなものはダメ」と毅然とした態度で接していますというママもいました。
どう思われようが、預かっている大切なママ友の子を無責任な態度で笑って見ているわけにはいかないというのが理由だそうです。
ルール違反をする子の親に伝える
いくら子どもに注意をしても聞いてもらえず、困り果ててしまうママは少なくありません。子どもに直接言って聞いてもらえないなら、その子の親に言うしかないと思うでしょうが、それも言うべきか、言わざるべきか悩むものです。
大した問題でなければ言う必要もないのでしょうが、命に関わるような危険な行為をした場合や、他人に迷惑を掛けるような行為をした場合に、注意をしても聞き入れてもらえなかった時は、その子の親にきちんと伝えるべきだとママは言います。
ほとんどの親は、自分が知らないところで他人に迷惑を掛けるような行為を自分の子どもがしていたら、「教えてくれてありがとう」と感謝するものです。
感謝され謝ってもらうことを期待するママは少ないでしょうが、トラブルに発展しないよう言い方には注意した方が良さそうですね。
よその子の親に伝える際、注意するべきこと
おうち遊びで預かっていたよその子が、ルール違反をしたり、危険な行為をしたり、迷惑行為をした時に、子どもの行動を知っておいてもらおうと、その子の親に伝えることはよくあることです。
しかし、伝え方を間違えると「うちの子の文句ばかり言っている」「弁償して欲しいとでも言いたいの?」と勘違いされやすく、人間関係にも影響が出てきてしまいます。
そうならないためには、「今後もうちの子と仲良く遊んでもらいたいから」という気持ちを前面に出しながら「こういうところを直してもらえたら」という伝え方をすれば角が立たずに済むとママ達は言います。
丁寧な言葉づかいと態度で気持ちを伝えれば、ほとんどの場合、相手の親から感謝され、今後も良好な関係が保てるようです。
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おうち遊びでルール違反をするよその子に、「注意する、しない」は難しい問題ですが、ママ達の声を聞いてみる限り、直接注意をするポイントが「危険行為」「迷惑行為」をした時であることが分かりました。
それ以外のルール違反については意見が分かれ、直接注意するママもいれば、注意しないママも。
直接注意するママのほとんどは、「いけないことをしたら直接叱ってね」と相手のママからあらかじめ言われていたり、ママ同士仲が良い場合が多く、そうでない場合はやはり直接注意はしづらいようです。
しかしどんなママにも共通していることが「預かっている以上責任がある」という気持ちでよその子と接しているということ。責任が持てない子どもは最初から預かるべきではないという意見もあったことから、ママ達は緊張感を持ってよその子を預かっていることが分かりました。
子どもの様子を相手の親に伝える、伝えないも難しい問題ですが、今後の人間関係を考え伝えるべきだと判断した場合は、今後の人間関係にも影響しないよう伝え方には気を付けたいですね。
ママは色々と大変ですが、子ども同士、親同士が良好な関係でいられるよう、心よりお祈りいたしております。