においつわり:好きな香りを身近に置く

「『好きな匂いを側に置いておけばラクかも』と思い、気分が落ち着く香りの香水をハンドタオルに吹き付けて持ち歩くようにしたら、家でもほかの匂いが気にならなくなりました。

香りに鼻が慣れてくるのですが、そのおかげかいい意味で鈍感になったのかもしれません」(31歳/看護師)

「においつわりがひどかったのですが、ずっと使っている大好きな柔軟剤で洗ったタオルに助けられました。いつも首に巻いて、気分が悪くなりそうなときにすぐ鼻にあてて回避していましたね」(34歳/配送)

「昔懐かしい石鹸の匂いが心地よかったので、汗臭さとかで気持ち悪くなっていたクローゼットに削った石鹸を入れたティッシュを置いてみたら、開けたときでも大丈夫になりました」(28歳/受付)

筆者も苦しんだのが、においつわり。これまでは平気だった日常の香りに過敏になると、流れてきたらすぐ気分が悪くなるなど大変な思いをしますよね。

嗅いでも大丈夫な匂い、好きな香りなどを身近にすると、それが優先されるため敏感になることを防げます。匂いには匂いの対策が有効なのですね。

つわりでは香りの好みが変化することもあり、においつわりがあると気がついたら、リラックスできるものを落ち着いて探してみましょう。