夫婦が仲良く家庭生活を続けていくためのルール、決めていますか?

夫婦ふたりだけのときと、子どもができたあとでは、夫婦の在り方が変わってくることも多いと思います。夫婦だけなら許せていたことも、子どもができたあとだと許せなくなったり……。

また、子どもがいる生活に突入すると、それまでとは生活スタイルが変わります。夫婦ともに同じ歩幅で進んでいければいいですが、お腹に赤ちゃんを宿す母親側がどうしても先に「親」としての自覚を持つのが早いもの。パートナーに親としての自覚が感じられないと、ついイラッとしたり、ケンカの火種になったりしますよね。

とはいえ、子どものためにも夫婦の仲は良いに越したことはありません。ケンカにならないためにも、夫婦で話し合いをしたり、ルールを決めておいたほうが家族生活が円滑にいくはず。

周囲のママは、どのように夫とコミュニケーションをとってケンカを避けているのでしょうか? 夫婦間のルール作りについて、決めておいてよかったこと、逆に決めておけばよかったと後悔していることを調査しました。

子どもが生まれる前に!夫婦間で決めておきたいこと、または決めておけばよかったと思っていることは?

1:家計の分担について

年々増加傾向の共働き世帯。2015年には約6割の家庭が共働き世帯になったというデータが「平成27年(2015年)国勢調査」からわかっています。

夫婦ふたりだけなら家計は折半、もしくは稼いでいる額に応じて、とわかりやすかったかもしれませんが、子どもが生まれると、子どもにかかる費用をどうするのか、などの問題も出てきます。

「どっちがどこまで出すみたいなのは、もう一回見直しておいた方がいいかもしれないと思いました。産前産後の予算や予定外の臨時出費が出た場合も含めて」

「うちは共働きなのでもともと家計は完全に折半です。産後、子どもにかかる保険や教育費など、意外とお金がかかりますが、それもその都度話し合ってなるべく半々になるように持って行っています」

「もともとは夫から光熱費含む生活費をもらうスタイルだったんですが、子どもが生まれてから揉めました……。うちは専業主婦世帯でしたが、共働きだと生活費が完全折半の家もあるだろうし、出費も増えるのでよくよく話し合って決めておくべきだと思いました」

どちらの負担が大きくなるかは、当然夫婦のどちらが多く稼いでいるかにもよります。

いずれにせよ、産前あるいは、産後の生活スタイルが変わるタイミングで話し合い、納得のいく家計分担にしておくことが、夫婦間で争わない秘訣かもしれません。