7月6日(土)に公開され、前作比4割増の大ヒットスタートをきった『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』。本作で、7年にわたるテレビアニメの歴史に終止符を打つ。『銀魂』をより深く楽しむために、すでに全265話につけられた名言揃いのサブタイトルから、特に人生哲学を感じさせる言葉を厳選してご紹介します。
『週刊少年ジャンプ』にて連載中の人気コミック『銀魂』は、異星人が襲来し、大きく様変わりした江戸・かぶき町を舞台に、坂田銀時ら万事屋がさまざまな事件を解決していくというコメディドラマ。2006年にテレビアニメ化されて以来、幾度かの“終わる終わる詐欺”を経て、7年間にわたって放映された本作が、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』でついに完結します。時に視聴者をもハラハラさせる過激なパロディや放送禁止ギリギリのネタは、夕方という放送時間帯にも関わらず大人世代にも幅広いファンを生んできました。特に各話ごとのサブタイトルは、単純に笑えるものからなんとなく人生を考えさせられる深イイもの、物事の核心をついたものまで、大人だからこそ胸に響く秀逸なものが揃っています。今回はその中から厳選した「声に出して言いたい」サブタイトルをご紹介します。
■第5話「ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ」
主人公の坂田銀時と長い付き合いである桂小太郎は「ヅラ」。銀時のパチンコ仲間・長谷川泰三を「マダオ」(まるでダメなオッさんの略)と、作中にはさまざまなあだ名の人物が登場します。大人になると昔の友人とは疎遠になりがち。腰が曲がっても入れ歯になっても、おかしなあだ名で呼びあえる友情を育みたいもの。
■第22話「結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ」
このフレーズにギクリとする既婚男性も多いのでは? 途中で気がついても勘違いしてるフリ。勘違いも一生し続ければ、本当のことになるはず……。