浮気は恋人以外の異性と親密な関係を持つことであり、浮気相手はあくまでも“二番目”の存在です。

ところが、浮気したことで本命であるはずの彼女と別れたくなる男性もいます。

浮気によって彼女や自分にはどんな変化があったのか、また何が原因で別の女性に意識を向けたのか、男性たちに本命彼女と別れたくなったエピソードを聞いてみました。

付き合っている彼女への不信感から…

「一年ほど付き合っている彼女がいます。

友人が開いた飲み会で知り合い、意気投合して彼女から告白され交際が始まりました。

自分では順調だと思っていたのですが、あるとき彼女を紹介してくれた友人から『○○ちゃんが元彼と会った話をしていた』と聞き、僕は知らなかったので彼女に確認したことがあります。

彼女は元彼と会っていたことを否定せず、『マンガを貸していたから返してもらった』とか『仕事のことで相談に乗っていた』と話してくれました。

『理由があるとしても、黙って元彼に会われるのは気分が良くない』

と正直に言ったら、彼女の返事は『別にやましいことはないから』。

『わかった』と言わない姿に不信感を覚えたけど、嫉妬を見せると束縛されているとか思われそうで、それ以上は言わずにいましたね。」

同僚の言葉に心が動き

「会社で仲のいいみんなとお昼ご飯を食べているとき、この元彼との話題を出しました。

男性の同期は『言い過ぎると逆に黙って会いそう』と言い、それは僕も考えたことだったけど、仲のいい女性の同期は

『私なら、いま付き合っている彼氏がいるなら元彼とはどんな用事でもふたりでは会わないかな。

自分がされたら嫌だから』

ときっぱり言っていて、そうそうと頷いてしまいました。

僕自身、元カノとは縁を切っていて、『やましくないからOK』とかじゃなくて恋人の気持ちを優先するのが愛情じゃないかな、と思うのですよね。

そもそも今の彼氏に隠れて会うこと自体、信用できないというか。

彼女とは元彼との関係を指摘した日から連絡が減っていて、何だか遠ざけられているような気がしてモヤモヤしていました。

このときに、自分と同じ価値観の女性に気が向いたのは確かだと思います。」