「信じてもらえない自分」を目の当たりにするつらさ
本当に何もないのであれば、そして今の彼氏の存在を大切に思うのならば、元彼と会う用事があれば真っ先に伝える気持ちが起こらないでしょうか。
そして、「黙って会われることは気分が良くない」と言われたら、改めて「次からどうするか」を考えるのではないでしょうか。
「何もないから」は、彼氏が受けたショックの解決にはなりません。
黙って元彼と会われるのは、彼氏にとって「話しても大丈夫と信じてもらえない自分」を目の当たりにすることと同じです。
それが彼女への不信感を生み、向けていた愛情がつまずきます。
彼女以外の女性を求めても埋まらない自信
彼氏が別の女性へと関心を向けるのは、彼女によって失った自信を取り戻したいからともいえます。
自分と同じ価値観で、意見に共感してくれる姿を見れば、親近感が湧くのは当たり前です。
だからといって、彼女と別れないうちに別の女性と仲を深めるのはもちろんタブーであり、浮気と自覚できるくらい心の距離を近づけるのは、新しい問題を招きます。
それが同期の女性から遠ざけられる自分であり、実感したいはずの自信がさらに失われるのが現実です。
彼女との関係に区切りをつけない限り、誰を求めても満たされません。
中途半端な状態を自分の意思で変え、決断を信じることが、解決の第一歩なのですね。
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彼女への愛情が薄れていくなかで別の女性と親しくなる男性はいますが、それは何よりも自分に対して誠実ではないのだと気がつくことが肝心です。
浮気をしても、その女性からも敬遠されてしまえば孤独が深まる一方になります。
それぞれと正面から向き合う勇気が、本当の意味で自信を取り戻すきっかけになるのではないでしょうか。