フォトギャラリー【写真】オーダーメイドのインソール作りってどんな感じ? フォトギャラリー
  • 【足道楽 門前仲町店】子どもの足
  • 【足道楽 門前仲町店】足のゆがみなどがないかチェック
  • 【足道楽 門前仲町店】足のサイズを測ってもらう
  • 【足道楽 門前仲町店】足形をとることで足のクセがわかる
  • 【足道楽 門前仲町店】インソール作り

成長が早く、すぐに買い替えが発生する子ども靴。マメに買い替えるのが面倒で、あるいは節約のために、大きめサイズでできるだけ長めに履かせたい気持ち、ありますよね。

でも、そんなサイズの合わない靴を履いていると、子どもの足に異変が起きてしまうことも!

足に何らかのトラブルを抱えていると、転びやすい、蹴る力が弱いなど、運動動作に影響が出てくる可能性も高くなるのだとか。成長段階の子どもの足のトラブルは、将来的な発育にも影響を与えてしまいます。

そこで、オーダーメイドのインソールがヒットしている、インソールと靴の専門店「足道楽(あしどうらく)」門前仲町店に伺い、店長の清田悠公哉さんに子どもの靴の正しい選び方やおすすめの靴を伺いました!

合わない靴は足のトラブルの原因にも!子どもの靴選びのポイントは?

【足道楽 門前仲町店】外観

「子どもは足の成長が早いので、ぴったりの靴はすぐに履けなくなってしまいますよね。それで、つい大き目の靴を選んでしまっていませんか?」と清田さん。

ドキリとしたのは筆者だけではないはず……。まさに、取材に訪れた際も、子どもが履いていた靴は実際のサイズよりもやや大き目のサイズでした。実はこれが、選びがちだけど実はNGな靴の選び方の代表なのだそう。

1:そのときのサイズにぴったり合った靴を選ぶ

【足道楽 門前仲町店】子どもの足

清田さん(以下、清田)「お子さんの足は、最初はかなり柔らかい状態なので、大きい靴を選ぶとそれに合わせて足が変化していってしまうんです。そうすると、べちゃっと広がるように大きくなってしまって、(土踏まずの)アーチがきれいに育って行かないんです」

アーチがしっかりできていると、足のバネが効いて筋力がしっかりついてきます。逆を言えば、アーチが育たないと、足のバネも育たず筋力がつきにくくなり、姿勢にも影響して腰痛などの原因にもなるんです。

3歳ぐらいまでは1年で大体2センチ、5歳過ぎたあたりからは1年で1センチほど伸びていくので、目安としては3ヶ月から半年ぐらいで足の長さを測って、そのときの足のサイズにきちんと合う靴を選ぶことが、足の育成には良いのだそう。

【足道楽 門前仲町店】足のゆがみなどがないかチェック

筆者の子どもの足を見てもらったところ、足首の骨が内側に倒れているクセがありました。小さい頃から大き目サイズの靴をはかせていた弊害が、7歳にしてやはり出てしまっていたのです……。

清田「姿勢が崩れることで血行も悪くなりますし、足が正しく動かせないと筋力も育っていかないし疲れやすくなります。すべては足からなんです。

特に重要なのは足の骨が揃って完成する10歳まで。そのあとでも改善はできますが、10歳くらいまでは正しく足が育つよう一番気を付けてあげたほうがいい時期ですね」

では、できるだけサイズがぴったりの靴を選ぶほかに、気を付けたほうがいいポイントはあるのでしょうか。