年齢とともに、結婚に対する焦りは強くなっていくものです。結婚したいがあまり、相手の男性の言いなりになってしまう女性は少なくありません。
今回は、結婚に対する焦りから人生が狂い始めてしまった女性の経験談を紹介します。
順調に思われた交際の中に潜む、思いがけない落とし穴とはなんだったのでしょうか。
結婚前提の彼と順調に交際し同棲スタート
当時30代前半のサキさん(仮名)は婚活をスタートさせてすぐに、スペック的に申し分のない、高年収で素行にも問題がない男性と出会い交際をスタート。順調にデートを重ねて、お付き合いをして半年で同棲が始まったそうです。
「それまで同世代と比べて婚活に出遅れている焦りがあったので、彼と出会ったときには本当に嬉しかったです。彼も結婚前提で付き合える人を探していたそうで、付き合ってから同棲までの話も早くて。
親に同棲が決まったと報告したときも、両親ともにとても喜んでくれました」
このように最初は絵に描いたような幸せで順調な交際だったはずなのですが、このあとサキさんの運命はとんでもない方向へと進んでいくことになってしまいます。
同棲を始めてから彼の様子がおかしい!?
同棲を始めて1ヶ月も経たないうちに、サキさんの生活は想像もしなかった日常へと変わっていったとのこと。
「それまでさほど束縛がなかった彼でしたが、同棲してからは束縛が激しくなり、友人とも会えずお金も自由に使えなくなってしまいました。
『結婚するのにもお金がかかるでしょ、無駄遣いは一切しないでね』と彼に言われ、それはごもっともだなと。
彼は高収入でしたが私は平均年収よりも少し低いくらいしか稼げていなかったこともあって、直に彼の言うことを聞いたんです。
友人たちと会うのもやめて、倹約生活を送っていました」
婚活に焦っていたサキさんは、当時「とにかく早く結婚したい」という思いが強かったのだとか。そのせいで、彼の節約令に不本意なところがありながらも、我慢して彼の言うことを聞いてしまっていたそうです。