『冬の正しいメイク直しのポイント』に続き、今回は『冬の正しいクレンジングのポイント』をご紹介。
ヘアメイクアーティストchihoさんによると、乾燥するのに皮脂が思ったより出る人は、夜は洗浄力のあるオイルなどを使い、しっかりすっきりメイクを落とし、朝は朝で、また洗顔フォームでしっかり皮脂をとるべく洗っている人が多いと指摘します。
“乾燥するから皮脂がでる”ことを踏まえると、クレンジングの仕方も当然変わることが分かりますよね。
お肌を乾燥させない、正しいクレンジングの仕方を教えていただきました。
冬の正しいクレンジングのポイント
冬だからこそ細かく!
お風呂に入る前に、先にポイントメイクを落とすようにしてください。
目周りの皮膚は、薄く敏感で乾燥しやすく、ダメージを受けやすい部分。
ポイントメイクを先に落とすことなく、全部一緒にメイクオフする習慣を何年も続けていると、メイク汚れを顔全体に広げる事になり、乾燥してシワになってしまった目の周りや落としきれなかったポイントメイクが皮膚に入り込むことに。
さらには目周りをこすって落とすという刺激も、色素沈着やくすみの原因になります。
ポイントメイクリムーバーやクレンジングウォーターなどをコットンに含ませて目元、マスカラ、眉、口元といった色物を先に丁寧にオフしましょう。
マスカラが落ちにくい人は、マスカラ専用のマスカラリムーバーがおすすめです。
塗るだけでこすらず落ち、まつ毛も抜けません。
ポイントメイクを落としてから、顔全体をオフします。
今お使いのクレンジング料で日中乾燥してしまうようなら、肌に優しく、必要な皮脂を残しつつ洗ってくれるミルクタイプに変えてみましょう。
ポイントメイクを先に落とすことによって、洗浄力が強すぎず、肌に優しく保湿成分のあるクレンジング料を使用しても、落としたい汚れだけ落とすことができます(chihoさん)
洗顔料の使い方
洗顔フォームなど洗顔料や石鹸は、泡だてネットなどを使い、しっかり弾力のある泡を作りましょう。
そして、泡を皮脂の出やすい部分からたっぷりとのせ、手のひらと顔が直接触れないよう泡で顔を洗うように、小鳥の頭を撫でるような優しいイメージで泡で顔を洗います。
きっと普段ゴシゴシ洗っている人にしてみれば、物足りないかもしれませんが、そのくらいの優しさが必要なんです。
また、乾燥が酷い人は、皮脂のでる部分から泡をのせ、少し置いたら流すだけでOKです(chihoさん)