ママたちはどのタイミングで子どもの弱視に気が付いた?
1: 習い事の先生から…
「ゲームなどでも難なく遊んでいましたし、ある程度遠くからでも人物を判断できていたので、まさか息子が弱視だとは思っていませんでした。
目が悪い可能性を指摘されたのは、息子が5歳になったばかりのころ、通っているピアノ教室ででした。
ピアノの先生が『楽譜を見るときにやけに目を近づけている、五線譜のどの位置に音符があるか見えていないように思う』と言っていたので眼科に連れていったところ、弱視との診断を受けました。
まだ当時はまともにひらがなも読めていなかったので、細かいものを見るという機会が“楽譜を読む”くらいしかなく、家での練習も私が横について一緒に弾きながらやっていたので全然気がつきませんでした……」(自営業/36歳)
一定の距離から細かいものを見るという機会がなければ、そもそもものを見ることに対して不自由そうにしているかどうかを確認する場面がありません。
小さなころに発見しなければいけないのに、小さなころには発見する機会が少ないというのがもどかしいところです。
親だけでは発見できないことは、恥ずべきことではありません。少しでも気になることがあった場合は、習い事の先生や園の先生に違和感を伝えて注視してもらうようにお願いするのも良いでしょう。
2: ほかの検査で発覚!
「娘が2歳くらいから、たびたび左目が寄り目になっているような気がしていました。
最初はものを見るときにたまたまそうなっているのだと思い気に留めていなかったのですが、ふと撮った写真で“何かを注視している様子もないのに寄り目になっている”雰囲気があったので斜視を疑って病院に行ったら……。
内斜視のほかに、弱視の診断も同時に受けたのです。
斜視と弱視は併発することが多いと聞いたのですが、もしそうでなかった場合、なかなか気づけないと思います。実際、娘も日常生活に不都合があるようには見えなかったので」(39歳/専業主婦)
斜視の傾向があり、それで眼科に行ったら弱視も発覚した! というのは、あるあるのパターンなのだそう。
このママは「でも、斜視っぽいなと思わなければ眼科に連れて行かなかったと思う」と話していました。それだけ、弱視のみに気付くのは難しいことののようです。