「以前、別の女性に片思いしているときに俺に好意を持ってくれた女友達がいて、気づいていたけれど告白されなかったのでこちらも何も言えず、気がつけば元の友達関係に戻っていました。
片思いをしていた女性に振られてから、またふたりで飲みに行くような近さになったけれど、俺の好みや過ごしやすいお店を考えてくれる様子を見たら『こんな人と付き合えたら幸せなのだろうな』と思えてきて。
それから恋愛感情を意識するようになりましたが、彼女のほうは俺をどう思っているかはわからず、モヤモヤしたまま友達関係を続けています。
友人と恋愛観について話したとき、『恋人になれなくても友達ならずっと続けられる』とその友人は言っていたけれど、俺は『相手に恋人ができたらその時点で切られるのが異性の友人』だと思っていて、実は先が見えないつながりなんですよね。
彼氏ができたら男友達なんて真っ先に疎遠にされるだろうし、それが嫌だから本音では早く告白したいです。
どこかで『以前好かれていたから』と甘えがあるのもわかっているけど、言わないことには関係は変えられないし、また好きになってくれたらと思っています」(33歳/介護士)
異性の友人の難しさは、相手に恋人ができたときにそれまでの付き合い方が変わる可能性が高いことで、「友達でいられたらずっとつながっていられる」とはならないと筆者も思います。
相手にどう思われているかわからなくても、告白は自分を意識してもらう大きなきっかけであり、関係の変化を前向きに受け止めようとする勇気が相手の心も開きます。
実は先が見えないのが友達関係と思えば、一歩を踏み出したほうが自分のためともいえます。