話の腰を折らずに上手く質問する方法

もうひとつ、上級編にはなりますが、話題に入りやすくなる方法をご紹介します。

「表情で、質問する」という方法です。

例えば、自分が会ったことがないママ友の話題で盛り上がっているとき。それが誰なのか、知りたいですよね。

「それって、誰?」という質問を、そのまま表情で表すということです。言葉にせずとも、表情にのせることで、相手に伝わることがあります。首をかしげてみるなど、ジェスチャーを合わせれば、さらに効果的。

一緒に話をしているママ友の中には、あなたが話題に入っていないことを気にかけている人がいます。

気にはなっているけれど、会話の流れ上、うまくあなたを会話に巻きこめずにいるのです。

こちらからそれとなく表情で伝えれば「〇〇さんっていうのはね…」と、あなたに話をふりやすくなるでしょう。

自分から口に出して質問すると、話の腰を折ってしまうことがありますが、こうすれば、スムーズですね。

気まずさを残さず、その場を去るのもOK

ここまで、会話の輪の中で過ごす方法をお伝えしてきましたが、面倒だなと思ったらその場を去るのも大いにありです。家の用事などを理由に、上手に抜けてしまいましょう。

残ったママ友たちに、気まずさを感じさせないよう、明るく去るのがポイントです。

「そろそろ、買い物に行かなくちゃいけないから、お先ね。また明日ね」など、明るく声かけをしてください。

無理してまで周りに合わせる必要はないので、楽になれる方法を選んでくださいね。

以上、話の内容がわからず、ママ友との会話に入れないときの対処法をお伝えしました。ママ友づきあいの、お役に立ちますように。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。