「彼氏は契約社員で月収は少なく、勤務時間も長ければ休みは週に一日、平日は会う隙間がないので彼氏の休みに合わせてデートしています。
私の車で迎えに行き食事は私のおごり、彼氏はガソリン代を少し出してくれる程度です。
私は正社員なので生活には困っていないですが、彼氏のほうは私への誕生日プレゼントを買うのも大変な暮らしなので、こちらから何かをねだったことはないですね。
いつもお礼を欠かさないしお金以外のことで尽くそうとしてくれる彼氏を見れば文句はないけれど、先日喧嘩になったのが買い物で私のポイントを使おうとしたことでした。
もうすぐ期限の切れるポイントが一万円近くあり、彼氏がほしがっていた掃除機を買ってあげようと思ったけど黙っていて、お店で選んでもらおうと思っていました。
お店に着いて掃除機のコーナーを見ていたら、彼氏が『ポイントで買うなら損しないから、俺のを買ってよ』と言い出して。
損をしないって、貯めたのは私のお金であってあなたじゃないよね、と思い、イラッとしましたね。
『私の買い物で貯めたポイントであって、あなたは楽だろうけど私は大損だよね』と返したら黙りました。
いくら恋人でも図々しいし、贈る気が失せたので私が使うドライヤーにしたけれど、こんな甘えが続くなら付き合えないですね。
収入の差は気にならないですが、それに乗っかる彼氏は受け入れられません」(女性/26歳/営業)
ふとした瞬間に出るのが金銭感覚であり、彼女が貯めたポイントを自分の買い物に使うことに違和感を覚えないのは、依存の証拠といえます。
損をしないからと自分のほしいものをねだるのは、図々しさでしかありません。
格差に甘えると相手にこんなストレスを与えることを、男性はもう一度考える必要があります。