子どもを産むと、社会から遮断されたような気持ちになることもある一方で、ご近所付き合いやママ友付き合い、園や学校での先生や保護者同士の関わり合いなど、避けては通れない人付き合いが強制的に発生するもの。
「育児の悩みを共有できるママ友はできるかな」「子どもの友だちのママとうまくやれるかな」「子どものためにご近所付き合いはしておいたほうがいいかな」など、人間関係にまつわる不安や悩みは尽きません。
人見知りなタイプだと、そもそもママ友ができなくて悩んだり、そのことで子どもにも影響が出たらどうしよう!なんて青ざめてしまうことも……。
そんなママを勇気づけてくれるのが、3児の母であり、ツイッターを中心に育児漫画を発信しているおやまさんの著書『コミュ力0ママでも育児の人間関係なんとかなるよBOOK』。人見知りママには共感120%の内容のコミックエッセイです。タイトルがストレートでわかりやすいですよね(笑)。
「ママ友」に漠然とした恐怖を抱いている人見知りプレママ、現時点でママ友ができなくて悩んでいるママ、ママ友グループの中でうまく立ち回れなくて一人反省会の日々を送るママは、きっと励まされるはず。
本書の内容を紹介するとともに、おやまさんにコミックエッセイの反響や日々の人見知りエピソードなどについて伺いました!
『コミュ力0ママでも育児の人間関係なんとかなるよBOOK』著者に聞いた!人見知りでもママライフを楽しむコツ
――「懇親会の自己紹介が苦手」「いつの間にか交流を深めているクラスのママたちを見て凹む」など、「人見知りママあるある」が詰まった内容で、とても共感できました! この本を出すことになった経緯を教えてください。
おやまさん:以前、ツイッターで「alone」という架空の雑誌の表紙を作ったことがあって、それを見た編集さんが「この内容で書籍にしませんか?」と声を掛けてくれました。主に1人目である長女の出産、子育てで経験したことをネタ出しして構成していきました。
――“1人を愛する親たちに捧げるマガジン”ということで、確かにコミックエッセイの原型のような内容ですね。『コミュ力0ママでも育児の人間関係なんとかなるよBOOK』は同じような人見知りママからの共感の反響が大きいのでは?
おやまさん:「何もかもわかります」といった共感の声も多くて、人見知りママさんと本を通して通じ合えた気がしました(笑)。「妻が人見知りで、なぜそんなに深く考えるのかと思っていたけど、この本を読んでようやくわかりました」という男性の読者の方の感想もとても印象的でした。