4: 支えたいアピールをしすぎる

「『私は犠牲になってもいいからあなたの夢をかなえて』と言われて驚きましたが、『犠牲?』にモヤモヤしました。

実現のために応援してくれるんだろうけど『責任を取れということだな』と変にプレッシャーがありました。

男って、夢は持っているけど夢と知っていて、ある時期になれば仕事を取ったり、身を固めたりするんです。実はそんな大した話じゃない場合もあります」(こうさん・25歳)

「夢と知って夢を追う」の意味は、一定の時期になったら現実を見るということですが、彼女は「犠牲になる」と言ったのです。

「夢を持つ自分カッコいい」という感じで言っただけなのに、重大な責任を感じてモヤモヤするのは無理もないでしょう。

責任を取る覚悟がまだないのなら、余計プレッシャーを感じるはず。過剰な期待や、大きすぎる応援をするのも考えものです。

幸せを壊す行動は、ネガティブなことだけではありません。

相手のためを思っての行動や恋をうまく行かせるつもりの行動であることも多いのです。良かれと思ったことが、逆効果では悲しいですよね。

そうならないためのポイントは、以前の恋で学んだ成功例を実行する・失敗したことは絶対にしない、人々が考えつかない斜め上の行動はしない(考えつかないということは前例のないこと=しないほうがいいこと)です。

これらを頭に入れて、いい恋人関係を築いていけたらいいですね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。