「なぜだかわからないけど調子が悪い」

「病院で検査しても原因がわからない」

このような原因不明の不調に悩んでいる人はいませんか?

もしかしたらそれは、自律神経の乱れによるものかもしれません。自律神経が乱れる要因としては、ストレスや生活習慣の乱れ、気候の変化、加齢などが知られています。

今回は、この乱れてしまった自律神経を整える方法についてお伝えします。どれも自宅で気軽にできるのでぜひ試してみてください。

1.自律神経の役割とは?

自律神経とは、内臓や代謝、体温といった生命を維持するために必要な器官をコントロールする神経の総称です。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類から成り、互いにバランスを取りながら心身をベストな状態に保ち続けています。

「交感神経」はからだを活発に動かすときにはたらき、「副交感神経」はからだを休めるときにはたらきます。しかし、このバランスが崩れると、心とからだは、さまざまな不調をきたしてしまうのです。

自律神経が乱れると、次のような症状が起こります。

<心の不調>

・情緒不安定
・イライラ
・不安感
・うつなど

<からだの不調>

・頭痛
・動悸や息切れ
・めまい
・のぼせ
・立ちくらみ
・下痢や便秘
・冷えなど

このほかに全身症状として眠れない、疲れがとれないなどの不調があらわれることがあります。