2‐2.リラックスする

からだだけでなく、心の緊張もゆるめて副交感神経を刺激しましょう。予定を詰め込みすぎず、ゆったりと過ごすことも大切です。おすすめのリラックス方法をご紹介します。

アロマ

リラックス効果があるアロマ(ラベンダー、ヒノキ、ベルガモット、ローズ系など)は、副交感神経の活性化に高い効果を発揮してくれます。自分の好きな香りを見つけるのもいいでしょう。

音楽

音楽には副交感神経のはたらきを高める効果があるといわれています。高音域のメロディー(ピアノやバイオリンなど)や、心地いいリズムを繰り返す自然の音(小川のせせらぎや波の音など)がおすすめです。

2‐3. 栄養バランスを考える

自律神経を整えるには、3食きちんと食べ、さまざまな栄養をバランスよく摂ることが大切です。とくに積極的に摂取したい栄養素や食品を紹介します。

カルシウム:牛乳・小魚・豆腐・切り干し大根・小松菜など

交感神経を抑制し、イライラや不安な気持ちを軽減させるのに役立ちます。また、自律神経の乱れによる不眠症状の改善も期待できます。

トリプトファン:バナナ、豆腐などの大豆食品、雑穀、鶏むね肉、乳製品

気持ちをリラックスさせ、ストレスを抑制する効果がある脳内物質「セロトニン」の材料になります。