小学生から中学生にかけての頃、ムダ毛に悩んだ経験はありませんか?

小学生は、高学年になるにつれて思春期を迎えることから、自分のムダ毛を気にし始めます。でも、いざ親になると、我が子から「毛深いのが恥ずかしい」「脱毛したい」と相談されたらどうするか、どんな風に対応すればいいか、悩むところかもしれません。

まずは、子どもたちがどんな悩みを抱えているか、把握したいものですよね。

そこで今回は、小学生のリアルな悩みを知るべく、ジュニア脱毛も行っている医療脱毛クリニックのフレイアクリニック総院長で、元小児科医の磯野宏貴医師にお話をうかがいました。

また、思春期保健相談士の方に、子どもから「脱毛したい」と言われたときの親の上手な対応のヒントを教わりました。ぜひ参考にしてみてください。

小学生の医療脱毛クリニック利用事情

フレイアクリニックでは、「ジュニア脱毛」という小学生向けの脱毛コースが用意されています。どんな人に利用されているのでしょうか。磯野先生に伺いました。

磯野宏貴先生(以下、磯野)「現在は、月に数名ほどの通院です。当院でのジュニア脱毛コースは、第二次性徴期が始まる時期である9歳(小学4年生)からお引き受けしています。年齢層は9~12歳の小学4年生から6年生が対象です。

当院は女性専門のクリニックのため、女性のみ通院していただいています。クリニックにいらっしゃる患者様はまだ少ないですが、体感としては体毛にお悩みがある子は多いのではと感じています」