子どもに何歳からスマホを持たせるか、そしてどのようなルール作りをするかは悩ましい問題ですよね。

親世代にとって、スマホはある程度大人になってから登場したものであり、小さい頃からの付き合い方は学んでいないため、ネットや本で調べたりしながら、スマホとの付き合い方をそれぞれの家庭で構築していく必要があります。

大人も手放せないほど便利なスマホは、一歩間違えば依存しすぎてしまう恐れもあります。

最初のルール作りが肝心ですが、スマホの使用に制限を設けると子どもは嫌がるもの。できるだけ子どもが守りやすく、スマホ依存になりにくいような上手なルール作りをご紹介します。

子どもがスマホ依存にならないためのルール作り4つ

1:フィルタリング設定をする

スマホの使用で怖いのは、依存しすぎてしまうこと以外に犯罪に巻き込まれる可能性があること。スマホを通じてSNSの犯罪に遭う、トラブルに巻き込まれる件数は、青少年のスマホ普及に伴い年々増加傾向にあるそうです。

スマホを購入したら、子どもに渡す前にまずはフィルタリング設定をしましょう。

アダルトサイトや出会い系といった、子どもにとって有害なサイトへのアクセス制限や、アプリの利用制限ができることはもちろん、有料アプリの購入やアプリ内課金ができないようにする設定も可能。

また、子どもが利用できる時間も設定でき、閲覧履歴の確認もできるため、ある程度親の監視のもとでスマホを使用させることができます。

子どもがスマホの上手な使い方を理解できるようになるまで見守るような形です。もちろん、成長に伴って、少しずつ自由にさせてあげるのがいいでしょう。

また、スマホにフィルタリングをする前に、子どもにスマホの危険性を説明し、慣れるまではこういう設定にしておくよ、と話して子どもに納得してもらうという手順を踏んだほうが今後のルール作りもスムーズにいくはずです。