4:使用時間をチケット制にする

スマホやタブレット、ゲームなどは使い始めると便利で楽しいので、つい長く使ってしまうもの。SNSを見ているだけで気が付いたら1時間…なんていうことは大人でも珍しくないですよね。

子どもも当然、放っておけばスマホ漬けになってしまう危険性は高いです。最初は時間制限をしたいところですが、1時間、などと決めても「あと少し」「まだやりたい」と、なかなか守れないものです。

そこで子どもが楽しく時間を守れる工夫として周囲のママたちの間でも実践しているという声が聞かれたのが、チケット制!

スマホを30分(時間は各家庭で決める)使っていいというチケットを、週に1回などの決めたタイミングで子どもに渡して、チケットの時間分だけ好きにスマホをいじっていいというルールにします。

たとえば1日に1時間までにしたいのであれば、スマホチケット1枚で1時間分に設定し、週に7枚渡す、という具合です。

お手伝いをすれば追加できるなどのオプションをつけることで子どものやる気もわき、ゲーム感覚でチケット制に取り組めます。

YouTubeやテレビ視聴、ゲームなどもあわせてチケット制にしているというママも。ダラダラ見がなくなった、お手伝いもはりきってやるようになった、といううれしい効果もあるようですよ。

全部の子どもがチケット制でうまくいくわけではないかもしれませんが、試してみる価値はありそうですよね。時間を決めても守れない、「そろそろやめよう」の声かけも疲れた…そんなときは、一度チケット制を導入してみてはいかがでしょうか。

位置情報の共有やメール、LINEなど、子どもとの連絡手段としても欠かせないスマホ。現代社会において欠かせないアイテムである以上、大人になるまで持たせないでいるよりは、ネットやSNSとの付き合い方も含めて、早いうちから親子で話し合って上手な使い方を身につけるほうが賢明。

今回ご紹介したようなルール作りをしながら、親子で楽しくスマホを使いこなせるといいですよね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。