2:親子会議でルールを決める

フィルタリングをかけておくだけでなく、親子で最初にしっかり話し合うことも大切です。

スマホやタブレット慣れしている現代の子どもであれば、小学校高学年にもなれば、自分でフィルタリングをはずすこともできます。

フィルタリングをかけておけば安心、ではなく、日頃から子どもにスマホの怖さ、上手な付き合い方について折に触れて話しておき、ルール作りも口頭でしっかりとしておいたほうがいいでしょう。

使っていい時間、場所、アプリなど、年齢に応じて話し合いながら決めていき、破ったらペナルティをしっかり遂行することで、スマホルールを徹底しましょう。

いっそ一度痛い目を見たほうが骨身にしみて怖さがわかる…ということもありますが、ネットの世界では取り返しのつかないこともあります。

ゲーム好きの子であればゲームのオンライン対戦、動画や写真が好きな子ならInstagramやTikTokの投稿など、身近でわかりやすい例からトラブルの事例を話し、そうならないようにどう使っていけばいいか、ということを親子間で共有しておくといいですよ。

3:「寝室にはスマホを持ち込まない」など使用する場所を決める

寝る間も惜しんでついダラダラ使ってしまう…ということを防ぐためにも、「寝室には持ち込み厳禁」「充電は必ずリビングで」など、最初は使える場所を限定するのも手です。

どこでも持っていけて、どこでも見られるのがスマホの便利なところではありますが、寝る前に見ることで良質な睡眠の妨げになり、視力の低下を招く恐れも。

子どもが自分でスマホの使用を律することがある程度できるようになるまでは、場所と時間の制限は親の管理下で行ってもよいのではないでしょうか。