仕事が忙しい彼に言ってはいけないNGワード

これまで挙げたような、連絡もろくにしてくれない、会っても仕事のことばかり、どころか仕事で会えない日々も多い…そんな彼だと、ときに不満をぶちまけたくなることもあるかと思います。

恋人同士なら、言いたいことをきちんと伝えるのは、お互いの気持ちを理解するために大切です。

ただ、伝え方を間違うと、お互いを理解するどころか、誤解が生まれたり、余計に気持ちがすれ違う原因になることも。最悪は、破局ということもあり得ます。

ここからは、仕事が忙しい彼の心理と、言ってはいけないNGワードについてお伝えします。

1.「なんで連絡くれないの!?」

彼からの連絡が疎かになったり、こちらが送ったメッセージに対してなかなか返信がないと、「なんで連絡くれないの!?」と言いたくなるでしょう。

男性はもともと、女性に比べて言葉によるコミュニケーションが苦手ですし、連絡もマメにしたがりません。

付き合う前は彼女に「好かれたいから」「嫌われたくないから」と、無理して頑張っていただけ。無事付き合うことができたら、「彼女も自分のことを好きでいてくれている」という安心感から、つい連絡が疎かになるのです。

また、「なんで」という言葉は、相手を責めるときに使われる言葉。男性はこの言葉で女性に責められることを、とても嫌います。この言葉を使うことによって相手から引き出されるのは、ほぼ言い訳しかありません。

「仕事が忙しかったんだよ」「仕方ないだろ、仕事なんだから」あなたが彼から聞きたいのは、こんなことではないはず。このような言葉で彼を責めるのは、避けましょう。

2.「私のことなんてどうでもいいんでしょ!」

連絡も疎かで、一緒にいる間も仕事のことばかり考える彼を見ていると、「私のことなんてどうでもいいんでしょ!」と言いたくなることもあるでしょう。

しかし、彼女のことがどうでもいいわけがありません。生活を仕事にほとんど持っていかれてはいるものの、ちゃんと彼女のことは想っています。

そもそも、男性が仕事をがんばるのは、ただ仕事が好きというよりは、彼女をもっと幸せにしたいから、という気持ちもあるのです。また、愛する彼女が待っていてくれてるから、安心して仕事に打ち込める、というのもあります。

そこを分からず彼をこのような言葉で責めたら、「なにも分かってないな」「自分のことばっかりだな」と思われて、幻滅されてしまうことになります。

3.「仕事と私、どっちが大事なの?」

仕事が忙しい男性が、彼女に言われて一番ストレスのかかる言葉が、この「仕事と私、どっちが大事なの?」です。

テレビや雑誌などいろんなところで言われているので、もうすでに承知している女性も多いでしょう。それでも、あまりに仕事ばかり優先させる彼を見ていると、ついつい言ってしまいたくなるのがこの言葉。

仕事は、男性にとって生きる手段であり、愛する女性を守るための手段でもあります。天秤にかけられるようなものではないのです。この言葉を彼女に言われて、「一気に幻滅した」という男性もいます。

仕事か自分を選ばせるような言葉を男性に言うのは止めましょう。

まとめ

仕事が忙しい彼とのコミュニケーションは、思っているよりも女性にとってストレスがかかります。

少し寂しいかもしれませんが、今日お伝えしたようなNGワードは使わないように気をつけてコミュニケーションを取ってくださいね。

ちなみに、では「忙しい彼とどうコミュニケーションを取ればいいのか?」ということですが、そもそも連絡がほしいと思うのは、自分のことを優先してほしいと思うのは、「彼に会いたいから」「彼に会えなくて寂しいから」「彼と繋がっているという実感がほしいから」ではないでしょうか。

その気持ちを、次のように素直に伝えればいいのです。

・「早く会いたいなあ」
・「次は、いつ会えるかな?」
・「久しぶりに会えて(声を聞けて)ホッとしたよ~!」

このように伝えらえると、男性も素直に「彼女に会える時間を取れるよう努力しよう」と思います。

また、デートプランを彼任せにするのではなく、「彼が気分転換できるもの」「彼も自分も楽しめるもの」を自分から計画していくことも大切です。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]