【7~9歳】「危ないと思ったときの行動」をしっかりと伝える

「小学校に上がった直後からキッズ携帯を持たせています。GPSで居場所が確認できるし、防犯ブザーも付いているので『危ないと思ったらすぐに押して』と繰り返し使い方を説明しています」(35歳/サービス業)

「9歳と6歳の子がいて、30分程度お留守番をさせるときは『誰か来ても絶対にドアを開けないこと』を決めています。窓の鍵も確認して、『ママを待つときは部屋のなかで遊ぶ』を習慣にしています」(39歳/製造)

「近道をしたがる7歳の息子には、登下校以外の道は通らないこと、人気のない場所には行かないことをしつこく言っています。うるさそうにされても、意識を忘れないように折を見て口にしていますね」(34歳/小売業)

「学校で防犯の授業があり、不審者に声をかけられてもついていかないことなどは娘も知っていますが、ガムをあげると言って園児に近づく不審者の報告などを聞いて、変な人とは会話そのものをしないでと言っています。あと、防犯ブザーをランドセルに付けてすぐ押せるようにしています」(33歳/公務員)

身を守る意識がまだ育っていない小学校低学年の頃は、親が危険な状態になったときの行動をしっかり伝えるのがポイントです。

防犯ブザーは自分を助けてくれる大切なもの、使い方やどんなときに押すかなどを教えておくと、いざというときに動けるはずです。

危険を想像できないうちは、普段と違う行動を取らないよう行動範囲を決めるのも、子どもたちを守る方法の一つです。