仕事が忙しい、育児は母親の担当だと思っている、いつまでも父親の自覚が生まれない……などなど、さまざまな理由から夫が育児に積極的ではないことをSNSなどで嘆く妻の声がよく聞かれます。

そんなパパでも、きっかけがあって育児に協力的になるパターンもあります。

やはり、夫が積極的に育児参加しているほど夫婦仲も良い印象ですよね。風通しがよい家庭を運営していくためにも、夫婦が足並み揃えて育児に参加することは重要です。

そこで今回は、もともと育児にあまり協力的ではなかったパパが、積極的に育児参加するようになったきっかけを周囲に調査しました。

夫は育児に積極的? 夫の育児参加のきっかけをママたちに聞いた

1:子どもが増えて家庭が回らなくなった

夫が自発的に動かざるを得なくなるのが、「子どもの数が増えてひとりでは家事・育児が回らない」ケースです。

「1人目、2人目のときは育児は私に丸投げだったけど、3人目、4人目ときょうだいが増えたらさすがに私ひとりでは面倒を見きれないので、上の2人と買い物に行っている間に下2人を家で見てくれたり、今までやってこなかったオムツ替えとかもやるようになりました」

という、4人の子どものママからのエピソードには、「4人も産まないと育児に参加しないんかい!」というツッコミを入れたくなりつつも、子どもが増えることで妻だけでは物理的に手が足りないことにイヤでも気づいて動かざるを得ないケースもあるのだな、と感じました。

もちろん、誰もがたくさん子どもを産めるわけではないので、子どもが何人であろうと夫には育児に参加してほしいし、そう促していきたいもの。ここが大変、ここは手伝ってほしい、と積極的かつ具体的に伝えることは大切です。

子どもが増えようが気づかない、気づいていても見て見ぬふりをするという場合には、また違った対処法が必要になるでしょう。