「見守る」姿勢も重要
恋人でも友人でも、好きな人ならフキハラなんてやめてほしいと思うし、対等な関係でいたいと思いますよね。
職場の人間でも、離れることができない以上は相手が変わるしかフキハラの解決はありません。
フキハラに付き合わず放置するとさらに嫌味が飛んできたり嫌な態度を取られたりしますが、圧力に負けず「見守る」のも、お互いの距離感を守るため。
機嫌を取るようなことはしないが相手から「助けてほしい」と正直に言われたら手を貸す、不機嫌で振り回したことを反省している言葉が出たときは「そうならないためにどうすればいいか」を話し合うなど、フキハラをやめるために力を尽くす姿が信頼を強くします。
フキハラそのものに向き合うのではなく、相手の状態が正常なときに「やめてほしい」「つらい」と自分の気持ちを伝えるのも、ふたりの関係を悪化させないための手。
フキハラをする人は自分の異常さに気がついていないことも多いので、「そんな態度は受け入れがたい」とこちらの気持ちを知ると客観視のきっかけになります。
肝心なのは、フキハラを拒絶するのと相手を見捨てるのは同じではないと知ってもらうことで、正しく良い関係を築きたいこちらの気持ちを伝える姿勢が、相手にとっては自分の言動を振り返る機会になることも。
見捨てるのではなく「見守る」強さを、好きな人には持ちたいですね。
そうやって力を尽くした結果相手が変わらないのであれば、自分のために関係を考え直す必要があります。
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「不機嫌ハラスメント」は弱い人がすること、と思えば、それに付き合うと自分まで相手の幼稚なレベルまで下がってしまい、結局はこちらだけがストレスを抱える結末を想像できます。
フキハラは依存の一つであり、感情をどう扱うかは相手の問題であることを忘れてはいけません。
境界線をこちらから引いていくことで、お互いにとって正しい距離感を守りましょう。