[第41回]宮澤佐江「2018年、まずはやってみよう」で挑戦した3つのこと＆舞台『ZEROTOPIA』に向けたワクワク

 

大変で、苦しかったこともあったと思うけど、「ザ・エンタテインメント」といえるミュージカルで、何もかもが初めてだったから。吸収することばっかりで、ずっと楽しかったもん。

今回、もし苦しむとしたら、言われたことができないことより、「自分が返したいと思っているものが形にならない」ことかもしれない。ちゃんと恩返しできてるかを考えすぎて、芝居がうまくいかないとか。

でも、それで空回りしてしまうのはもったいから。「地球ゴージャスに2度目に出演する」ことを、意識し過ぎないようにできたらいいな。

難しいことだと思うけど、私という人間をすごく知ってくれている岸谷五朗さんと、寺脇康文さんだからこそ、いろんな私を見せられると思ってます。現場に入るのが、今から楽しみです。

ーー楽しみですね。もちろん、佐江ちゃんが演じる役柄についても!

「サンディ」という役名なんです。

サンディは「お嬢さま」の設定なんです。すごくおもしろい役で…、というか「五朗さん、この役をこう書いてきたのか… 」っていう感じだった。いやぁ…、うん…。このサンディを宮澤佐江で作るのが楽しみです。

この役は、花澤香菜ちゃんとWキャストだから、それぞれでだいぶ違うと思います。両方見てほしい…、って、稽古も始まってなくて、まだ全然何も見てないけどそう思います（笑）

地球ゴージャスのこれまでの舞台でも、「Wキャスト」はなかったことなんです。だから、おもしろさが2倍になればいいな。

ーーサンディを、佐江ちゃんと香菜さんのどちらが演じるかで、共演者のみなさんの反応も違ってくるのかなと思うと、やっぱり楽しみですね。

そもそも花澤香菜ちゃんは、おっとりと女性らしいタイプだと思うんです。私はチャキチャキ系の元気キャラだから、真逆のタイプなんじゃないかなと思います。その真逆なふたりがひとつの役をやるという感じ。

ーー次回の「ミラチャイ」取材時には、続報がお聞きできそうですね。

「そういうふうにやると、かわいく見えるんだ…」とか、香菜ちゃんから盗めるところは、いっぱい盗ませていただいて、自分のものにできるように頑張ります!

ーーそれではこの続きは次回の「ミラチャイ」連載でといたしましょうか。

はい!

ーー今回もたくさんのお話ありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

ありがとうございました! 『ZEROTOPIA』の脚本をいただいてから1行ずつ、じっくりと時間をかけて読んでいます。すごくおもしろい役なので、その役をどうやって作っていくか、今、すごく考えています。

この続きは今度の「ミラチャイ」で。次回もどうぞ、お楽しみに!

撮影:山田大輔 スタイリング: 藤井エヴィ ヘア＆メイク: 小林依里香

次回の更新は、3/9(金)予定です。