撮影:山田井ユウキ

力強さと繊細さを併せ持つ天性の歌声と、ロックミュージシャン顔負けのハードなライブパフォーマンス。3年前、彗星の如く現れたシンガー・黒崎真音は、アニソンシーンに新たな風をもたらした。

『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』や『とある魔術の禁書目録II』、『薄桜鬼 黎明録』といった話題作の主題歌を歌ってきた黒崎真音とは、いったいどんな人物なのか。11月6日(水)にリリースされる新曲『X-encounter』(アニメ『東京レイヴンズ』OPテーマ)、そして来年1月13日(月)に開催されるバースデーワンマンライブに向けて多忙な日々を過ごす彼女に、アニソンアーティストとしてのルーツを伺った。
 

バースデーライブでは、アニソンカバーコーナーをやってみたい!

――来年1月13日(月)にバースデーライブが開催されます。普段のライブとは違った楽しみがあるとか。

黒崎「これまでにもバースデーライブと銘打ったライブはあったんですが、誕生日当日にやるのは初めてなんですよ。基本的にはいつものワンマンライブではあるんですが、それにプラスして誕生日らしいスペシャルなイベントにしたいと思っています」

――たとえばどんなことをやってみたいですか?

黒崎「まだちゃんと決まったわけではなくて、私からアイデアを出している段階なんですが、個人的にはコンセプトを分けた二部制にしたいと思っています。もちろんチケットは1枚で入れます」

――二部制ではどんなことを?

黒崎「私自身アニソンが大好きなので、カバーソングタイム! ワンマンライブではあまりアニソンのカバーをしたことがないので、その時間をちゃんと作りたいですね」

――どんな曲をカバーしてみたいですか?

黒崎「やりたい曲がたくさんありすぎて逆になかなか選べないのですが(笑)、尊敬している栗林みな実さんの曲とか、KOTOKOさんの曲とか、ジョジョにハマっているので富永TOMMY弘明さんの『ジョジョ ~その血の運命~』とか……あとは懐かしのアニソンなんかも歌ってみたいですね」

――黒崎さんの『ジョジョ ~その血の運命~』はかなり気になりますね(笑)。

黒崎「熱い曲もかわいい曲もどちらも大好きなんです(笑)。誕生日だし、普段歌わない曲も歌ってみたいですね」