「手塚治虫文化賞」マンガ部門ノミネート作が発表
朝日新聞社が主催する「第22回 手塚治虫 文化賞」のマンガ大賞の最終候補作が発表されました。
マンガ大賞の候補作となるのはアニメ化もされた人気SFマンガ『蒼き鋼のアルペジオ』、手塚治虫作品のパロディで知られる漫画家・田中圭一さんのエッセイ漫画『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』 、アイヌの文化にフォーカスをあてた漫画『ゴールデンカムイ』など、全10作品がノミネートされています。
選考には「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で知られる漫画家・秋本治さんのほか、俳優・杏さん、小説家・桜庭一樹さん、漫画家・里中満智子さんなど、8人の社外選考委員が参加。書店員・マンガ関係者による推薦もあわせて決定したそう。
受賞作品の発表は2018年4月下旬ごろに朝日新聞紙面にて発表される予定です。
「第22回 手塚治虫 文化賞」マンガ大賞 ノミネート作品
『蒼き鋼のアルペジオ』 Ark Performance(少年画報社)
『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』 田中圭一(KADOKAWA)
『狂気の山脈にて』 田辺剛(KADOKAWA)
『ゴールデンカムイ』 野田サトル(集英社)
『傘寿まり子』 おざわゆき(講談社)
『先生の白い噓』 鳥飼茜(講談社)
『それでも町は廻っている』 石黒正数(少年画報社)
『BLUE GIANT』 石塚真一(小学館)
『MATSUMOTO』 作:LF・ボレ、画:フィリップ・ニクルー、訳:原正人(G-NOVELS/誠文堂新光社)
『約束のネバーランド』 原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか(集英社)
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