3・家庭に入れる生活費がどんどん減っているのに浪費をやめない

コロナ禍に入って夫の収入が減ってしまったと話す38歳のC恵さん。しかし夫は収入が下がる前と同じようにお金を使い、浪費ぐせが抜けないのだそうです。

「夫の収入は、4年前と比べると3割くらい落ちています。それなのに、使うお金は減らさないので家計は火の車!

夫はもともと見栄っ張りな性格なので、収入が落ちていることを周囲に悟られたくない気持ちが強すぎて…。物価もどんどん上がっている今、こういう夫がいるだけで本当にしんどいです。

しかも、自分の収入が減った分だけ、私の収入をあてにしているような発言も増えてきてドン引きです。

家計がきついと言ったら『もっと仕事を増やしなよ?』、『休日にパートでも始めれば?』と言われました。そういう話ではなく、夫の浪費をやめてもらいたいだけなのに。

そんな夫に対して、急速に愛情は冷めました。まだ離婚の話は切り出していませんが、このまま夫の浪費ぐせが治らなければ、離婚もやむを得ないかなぁと考えています」

お金の問題は、生活と切っても切れません。片方が家計に非協力的すぎると、夫婦仲に亀裂が入っても当然でしょう。「妻がなんとかしてくれるだろう」は、考えが甘すぎますよね…。

結婚生活を続けているうちは「夫への愛情がゼロ」とは、なかなか口に出して言いにくいものです。しかし表面上は夫婦を続けていたとしても「実は、夫への愛情はもう冷め切っています!」という妻も意外といるのが現実でもあるのかもしれません。何かをきっかけに、再び愛情が戻ればいいのですが……。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」