「男性もいる仲良しのグループで、既婚の人と不倫している女友達。

みんな見てみぬふりをしているけど、飲み会のときとかあからさまにふたりでさっさと抜けたがるところとかがストレスで、集まる話が出ても自然とふたりには声をかけなくなっていました。

それに気づいているのか、女友達のほうから飲み会を開きたいと誘われることが増え、『集まるのを理由にふたりきりで会える時間を作りたいのかもね』とみんなで話し、私はその子から声をかけられたときは断っていましたね。

その子の誕生日が近いあるとき、また飲み会の話が出て『誕生日のお祝いなら行かないと悪いかな』と思いOKしたけれど、友人が予約したお店を『こっちがいいな』と別の店を指名してきたらしいのです。そこは不倫相手の男性の友人がオーナーで……。

お祝いのプレートがあるからとみんなで話し合ってお店を決めたはずなのに、後になって自分勝手な都合で変更を申し出る様子に、本当に縁を切りたくなりましたね……。

『予約を取り消すなら自分でやって』と言ったら怒ったらしく、当日はしぶしぶとそのお店に来たけれど、いつもの通り会計後はすぐ男性と消えていくのを見て、みんなで『二度と飲み会はやめよう』と決めました。

この件以来この子と男性はグループから離れていったのでほっとしましたが、不倫している人って本当に自分たちのことしか考えていないのだな、としみじみ思いました」(29歳/セールス)

仲良しグループでの集まりを、不倫の隠れ蓑にするのがそもそもおかしな話で、誰からも指摘されないことで調子に乗る、というカップルは実際に見ます。

自分のために仲間が予約してくれた店を勝手な都合で変更を申し出ることができるのも、そんな甘えから。

周りの信頼を欠くことをしていれば、大切にされないのは当たり前です。

不倫に巻き込まれないためにも、友人内にこんなカップルがいれば距離を取るのが正解といえます。