「二年付き合った既婚者とは、マッチングアプリで知り合いました。

体の相性もいいし共通の知り合いがいないので気楽に付き合えていましたが、会社で仲のよかった子が結婚していくのを見て『このままじゃいけない』と焦り、不倫相手には黙って彼氏を探していました。

マッチングアプリは既婚者が多いしやり取りが大変だったので諦めて、結婚している友人や男友達に『いい人いない?』と紹介をお願いして、私自身もダイエットしたりメイクの勉強をしたり、出会いを活かそうとしていました。

おしゃれになった私を見て、不倫相手は『何かあったの?』『彼氏でもできた?』と何度も聞いてきて、適当にごまかしていたら『俺は別れたくないのだけど』と言い出して。

でも、『じゃあ奥さんと離婚する?』って聞いたら黙るのですよね。

そんな姿に心底がっかりして、『あなたと付き合っていても未来はないから』と彼のせいにして別れました。

水面下で彼氏を探す自分に後ろめたさもあったけど、そもそも不倫が人に言えない関係で向こうは家庭持ち、いつでも帰る場所があるけど私はそうじゃない。

ひとりになったら真剣に恋愛について考えるようになって、『不倫なんて本当に自分のためにならない』と改めて思いました。

合コンで知り合った男性といまお付き合いしていますが、どこでも行けるし人目を気にしないでいい関係ってやっぱりストレスがないですね」(32歳/セールス)

不倫する相手がいても、先が見えなければ堂々と付き合える独身の彼氏がほしいと思うのは自然な流れですよね。

離婚する気はないのに不倫関係を失いたくないなんて、既婚者の勝手な言い分です。

終わる踏ん切りをつけるには十分な理由であって、彼氏を探しているなんてわざわざ言わなくてもいいこと。

自分から決着をつけることで、おかしな未練も持たないといえます。