1963年、埼玉県で産声を上げた焼肉レストラン『安楽亭』。後に規模がどんどん大きくなり、最初の誕生から60年が経過した今では『安楽亭』の名で、関東を中心に160店舗を展開する一大焼肉チェーンとして知られています。
『安楽亭』の魅力は、「肉自体のクオリティ」「特製タレの美味しさ」に対するコストパフォーマンスの良さが一番です。
また、焼肉店はやや敷居が高く感じるところも少なくないですが、その間口を広げ、小さなお子さん連れでも遠慮なく利用できる「入りやすさ」も魅力です。
そんな魅力が詰まった『安楽亭』ですが、各店の実食以外に「弁当」メニューも豊富に用意しています。そのメニューは実に多彩で「どれにしようか」迷ってしまうのも正直なところ。
そこで今回は『安楽亭』のスタッフに「売れ筋弁当」を5つピックアップしてもらい、食べ比べしてご紹介することにしました。
この5つは順不同で、優劣はないですが、それぞれどんな特徴があり、どんな味わいを楽しませてくれるのでしょうか。さっそく食べ比べていきたいと思います。
売れ筋その1「焼肉カルビ弁当」690円(税別)
わずか税別690円でいただける『安楽亭』の味わい
『安楽亭』自慢の弁当であり、代表的弁当の一つ。
後述する「カルビ焼肉スペシャルセット」のスープを抜いたものになりますが、惜しみない量のカルビ肉が乗せられており、特製タレをかけていただけば、まさに頬が落ちるほどの美味しさを感じることができます。
また『安楽亭』弁当共通の、焼肉の下にある韓国海苔が乗せられたご飯の量も多く、存分にその味を楽しめます。
この味わいと量にして、税別690円はかなりのお値打ちだと思いました。「疲れちゃって夕飯作りたくないな」「最近奥さんが疲れているから、たまには夕飯を弁当にしてあげたいな」といった際のチョイスにも持ってこいです。
売れ筋その2「カルビ焼肉スペシャルセット」1090円(税別)
「焼肉カルビ弁当」に「ユッケジャンスープ」がついた贅沢弁当
まさに『安楽亭』のポテンシャルを感じる弁当。前述の「焼肉カルビ弁当」に加え、注文ごとにお店で一つ一つ丁寧に手作りするという『安楽亭』名物の「ユッケジャンスープ」がついたもので、焼肉と汁物双方を楽しめます。
自慢のカルビ肉はジューシーで柔らかく、そして噛み締めるたびに旨みを感じることができます。さらに特製タレによって、強いパンチでご飯が進みまくりでした。
もちろん、ピリ辛な味わいにふんわりとした玉子が優しく加わる「ユッケジャンスープ」との相性も抜群です。
パンチ強めの弁当ですが、お店で手作りするというナムルが良い意味での箸休めとなり、さながら『安楽亭』のテーブルで食事しているかのような錯覚に陥ります。ちょっと元気を出したいときに、超オススメの贅沢セットです。