新学期に入り、入園・入学・進級など、子どもたちは新しい環境の中で毎日過ごしています。
そんななかで出てきやすいのが、「学校に行きたくない」「幼稚園(保育園)に行きたくない」という言葉。これを言われたママやパパはどうしたらよいのか困ってしまいますよね。
そこで今回は先輩ママたちに、子どもが"行き渋り"をしたときの理由や対処法について聞いてみました。
1:「幼稚園(保育園/学校)が終わったら一緒に◯◯しようね」と伝える
筆者の息子(年中)も、「今日は幼稚園休む」「行きたくない」という日が週に2、3日ほどはあります。特に休み明けの月曜日は着替えるのを嫌がったり、一度履いた靴を脱いでしまうことも。
筆者の場合、そんなときは息子の好きなラムネ菓子を3つほど持ってきて選ばせます。息子が1つ選んだら、「これを食べると幼稚園で楽しく遊べるよ」と言って一粒食べさせると、気持ちが切り替わるようで、その後は割とスムーズに登園することができます。
本当はご褒美で動かすのはあまりよくないのかもしれませんが、息子の場合は登園時さえクリアすれば、幼稚園は楽しんでいるようなのでこの方法で様子を見ています。
一方、ママ友の中には、「今日は幼稚園(保育園)が終わったら、一緒に◯◯で遊ぼうね」「おやつに◯◯を食べようね」と声かけしているというママもいました。「幼稚園(保育園)が終わったら、楽しいことが待っている」とイメージしてもらえるとよいですね。
2:数日間休ませる
こちらも筆者のケースですが、昨年小学校に入ったばかりの娘が、4月後半ごろに突然「今日は学校に行きたくない」と言ったことがありました。
その日は何とか説き伏せて学校に連れて行ったのですが、夕方担任の先生から電話があり、「1年生の4月から5月は心も体もかなり疲れているので、お母さんに余裕があれば1、2日休ませてよいと思います」と言われました。
小学校低学年のうちは、親としてどうしても「このまま学校に行かなくなったらどうしよう」「最初が肝心なんじゃないか」という気持ちが先に立ってしまい、何とか学校に行かせようと思ってしまいますが、少し休んでリフレッシュすることも大切なのだと気づきました。
翌日は1日学校を休ませ、家でゆっくりさせたところ、娘も安心したようで翌日は学校に行きました。
他のママの話でも、幼稚園(保育園)や小学校への行き渋りがあり、たまに休ませているという声もありました。
彼女の場合は、「1日休んだら、明日は行こうね」と日程を区切るように気を付けていたそう。そうすることで、子ども自身も自然に「明日は幼稚園(保育園)」に行こうと、気持ちを切り替えやすくなるでしょう。