「以前付き合っていた男性は、私が男性と接触することを異常に気にする人でした。
男友達との付き合いはもちろん、仕事上での男性との交流、別れる直前は美容師さんや店員さんも男性の場合は接触するな、と言ってくるほど。
何度も話し合っても『自分を変えることはできない』と言われたので、別れるしかなく……。
普段はとても穏やかな男性だったので、付き合ってから豹変したように感じていたんですが……別れてから、ふと思い出したことがありました。
付き合う前に以前の恋人となぜ別れたのか?という話をしていた時に『彼女に浮気をされた。付き合ってからもその男性と会っていた。だから基本的に女性は信用できない』と言われたんです。
その時は『元カノさんひどすぎるね!?』という気持ちでいっぱいだったんですが、冷静に考えると女性不信からトラウマを抱えてしまっていたのでは? と思いました」(28歳/Webデザイナー)
こちらのエピソードに登場した男性は、過去の経験から女性を信用することができなくなってしまい、それが過度な束縛へとつながっていたようです。
一度裏切られてしまうと、また信じることが怖くなってしまうことは理解できますよね。
しかし、恋人を信用するということは、女性だから、男性だから、といった性別の問題ではなく、信用できるかできないかは個人の問題です。
自分のことを信用することができない相手とは、お付き合いをすることは難しいですよね。
もちろん、お付き合いをしてから彼が女性を信用できるよう、一緒に努力をするという道もあります。
しかし、話し合いをしても彼自身に変わる気持ちがない場合は、彼女だけが我慢を強いられることになってしまいます。
お付き合い前に、恋愛にトラウマを抱いているような発言があった場合は、恋愛観についてしっかり確認しておいた方がよさそうです。