目の前に広がるファンタジーランドの世界!
次に見ていくのが、アメリカ・フロリダにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で行われているパレードです。
ここには4つのテーマパークがあるのですが、今回はマジックキングダム・パークで公演されている「ディズニー・フェスティバル・オブ・ ファンタジー・パレード」をご紹介しましょう。
このパレードは、2014年3月から公演がスタートしました。
ファンタジーランドで会うことができるキャラクターがメインになっており、テーマソングの曲調や全体の雰囲気は、東京ディズニーランドの歴代パレードに近いかもしれません。
実は、かつて東京で使われていたフロートが、このパレードでも活躍しているのです。
このパレードの特徴として挙げられるのは、映画『美女と野獣』に登場するベルとビーストが先頭で、それに続くプリンセスフロートでしょうか。
ほかのパークですと、プリンセス単独で登場することも多いのですが、このパレードではシンデレラとプリンス・チャーミング、ティアナとナヴィーン王子、アナとエルサのように、ペアで乗っているのです。
また、映画『メリダとおそろしの森』に登場する、メリダの単独フロートがあるのも特徴的です。
ドラゴンに変身したマレフィセントが力強く火を噴くなど、かわいさとカッコよさの両面を合わせ持ったパレードだと言えるでしょう。
パリらしい洗練された「カッコよさ」
次に見ていくのは、フランスのディズニーランド・パリで行われている「ディズニー・スターズ・オン・パレード」です。
2017年3月に始まったこのパレード、特徴と言えば、何といってもパリらしい洗練された「カッコよさ」ですね。
パレードの先頭はミッキーマウスとその仲間たちなのですが、それぞれスチームパンク風のコスチュームを身にまとっています。
テーマソングも「かわいさ」よりも「カッコよさ」が重視された曲調ですね。
実はこのパレードには、先ほどご紹介した「ディズニー・フェスティバル・オブ・ ファンタジー・パレード」でも出てきた、ドラゴンに変身したマレフィセントが登場します。
力強く火を噴く姿は、パレード全体の雰囲気に見事にマッチしていますね。
また、このパレードの大きな特徴ともいえるのが、プリンセスフロートの豪華さでしょうか。
一つのフロートに、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫、アリエル、ベル、ジャスミン、メリダの7人ものプリンセスが一緒に乗っているのです。
パリはパレード以外のほかのショーでも、華麗なプリンセスたちを見ることができますよ。