夏にぴったりのゾクゾクさせる韓国発オカルト・ミステリー・ドラマ『悪鬼(あっき)』が、ディズニープラス「スター」で独占配信中。
本来、人の目には見えない邪悪な「悪鬼」に取り憑かれた女ク・サニョンと、その悪鬼を見ることができる男ヨム・へサンが、悪鬼にまつわる真実を追いながら疑問の死を暴いていく、鳥肌もののスリリングなストーリーだ。
脚本を『キングダム』(2019年)などの大ヒット作を手がけたキム・ウ二が担当し、『VIP-迷路の始まり-』(2019年)のイ・ジョンリムと『花たちの戦い -宮廷残酷史-』(2013年)のキム・ジェホンが監督を務める。
今回、悪鬼に取り憑かれたク・サニョンを演じるキム・テリと、悪鬼が見える民俗学者ヨム・へサンを演じるオ・ジョンセという、実力派のふたりにインタビューした。
韓国ドラマ『悪鬼』はオカルト×青春もの!?
キム・テリ&オ・ジョンセにインタビュー♪
人気作家キム・ウニの脚本に「非常に満足しています」
――『悪鬼』への出演を決めた理由から教えてください。
オ・ジョンセ:脚本がキム・ウニさんだということと、キム・テリさんが出るということで快く引き受けました。
キム・テリ:オカルトものなんですよね、今回。オカルトものの韓国版ということで、非常に興味を覚えました。韓国の鬼神ということで、今までオカルトジャンルで韓国の鬼神をやったことがなかったので非常に刺激を感じて、キム・ウニ先生が非常にディープなジャンルものに青春を溶け込ませたいとおっしゃったので、どういうふうに青春が表現されるのか、面白いんだろうなと思い、今回参加することにしました。
――実際に今回、キム・ウニさんの脚本で演じてみて、どう感じましたか?
オ・ジョンセ:「さすが!」と思いました。
キム・テリ:非常に満足しています。台本をいただいた時は、正直なところ、非常に難しい役だと感じました。いわば、貧しい生まれで懸命に生きる女性と、悪鬼に取り憑かれた状態での女性という、一人二役ですから。
そして、悪鬼というものが目に見えるものではないので、文章で読んでも、納得がいかないところがけっこうあったんです。だからこそ、キム・ウニ先生には、とにかくたくさん質問をしました。
でも、作家さんに質問をするのはけっして簡単なことではなく、遠慮がちに質問させていただいていたら、脚本家にとっても質問されることは役に立つので「もっと気軽に聞いていいよ」と言われて。私のささいな質問に対しても聞き逃すことなく、コミュニケーションを密に取ってくださいました。
キム・ウニ先生をはじめとしてみんなで一緒に作品を作り上げていったように感じているので、満足度が非常に高いです。