3:一緒に想像して答えを出す
例えば、すれ違った男性を見て「なぜあの人は怒っているの?」と、答えのわからない質問をされることもありますよね。
本人に尋ねない限り理由はわからないので「知らないよ」とあしらいたくなるかもしれませんが、ここで「何があったと思う?」と子どもに質問して想像を膨らませたいところです。
「急いでいたのかな?」「もしかして、とても嫌なことがあったのかも」と二人で話し合ってみてもいいでしょう。
最終的に「じゃあ、あの人はどうしたら良かったかな?」と反省点を聞き出します。
子どもから「ニコニコしていた方がいい」と返ってきたら「それじゃあ、○○ちゃんはいつも笑顔でいようね」と日々の教訓に持っていきましょう。
4:本人に理由を考えさせる
子どもを叱っている時に「どうして怒っているの?」といちいち理由を聞かれると親もイライラするのではないでしょうか。
例えば「おもちゃを片づけなさい」と注意して「なんで?」と子どもに質問されたとしましょう。
苛立っていると「いいから早く片づけなさい」などと言ってしまうかもしれません。
でも、子どもはママ・パパが怒る理由が理解できないだけなので「このままだとどうなると思う?」と問いかけてみましょう。
「つまずいて転んじゃう」「おもちゃがおうちに帰りたくなる」と子どもに理由を考えさせます。自分自身で納得すれば、子どもはすぐに行動を起こすでしょう。
こうして、ママやパパが叱る理由を少しずつ理解することで、子どもの聞き分けもグッと良くなるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。