子どもを叱る時「ダメ」と否定的な言葉を使っていませんか。

筆者が保育士をしていた頃、そういう子は親のまねをしてお友達に「ダメ」と言うばかりで、何かとトラブルが多い傾向にありました。

そこで、今回は「ダメ」という叱り方を上手に言い変える方法を、元保育士の筆者がケース別に紹介します。

ママ・パパはぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもを叱るとき「ダメ」をプラスに言い換える具体例

1:「ご飯を食べなきゃダメ」の場合

子どもはまだ幼いこともあって、好き嫌いが激しい子もいますね。

ですので、マイナスな言葉をかけ続けると、食事に良い印象が持てなくなります。

「無理して嫌いなものを食べなきゃ」と思うことで、余計に苦手意識が強くなることも。

そこで「たくさん食べてパパみたいに大きくなろうね」「食べたら○○(好きなキャラクター)みたいになれるよ」と、子どもに楽しいイメージが沸くように言い換えましょう。

さらに、嫌いな食べ物に対して「小さく切ってみようか?」「ひと口なら食べられる?」と声をかけ、親として子どもの背中を押すことも忘れずに。

「食べなきゃいけない」から「食べてみよう」という気持ちにさせることが大切です。