2:「片付けなきゃダメ」の場合
子どもがいると、部屋があっという間に散らかってしまいがちですね。
すると親が叱る回数も増えるので、子どもは「ママ・パパがうるさいから片付けよう」と嫌々行動に移すようになりがち。
しかし、子どもが整理整頓する理由をきちんと理解するためには「ダメ」と言うだけでは言葉が足りないのではないでしょうか。
よって「このままだとおもちゃにつまずいて転んじゃうよ」「危ないから片付けよう」と言い換えるとわかりやすくなります。
さらに「お部屋がきれいになって気持ちいいね」「おもちゃもおうちに帰れてよかったね」と、片付けへの思いを共感し合えるとベストです。
最終的に子どもが自発的に片付けるところまで持っていきましょう。
3:「ママ/パパと手をつながなきゃダメ」の場合
子どもはつないでいる手を振り払ってしまうので、親はドキッとすることが多いのではないでしょうか。
でも、子どもは好奇心旺盛なので「ダメ」と言われると「余計手を離したくなる」「もう一人で歩ける」という気持ちになるでしょう。
特にイヤイヤ期だとなおのこと。
そんな時は、「駐車場を一人で歩くと車とぶつかっちゃうよ」「○○ちゃんがケガをしたらママ・パパは悲しい」「迷子になったら、もう会えなくなるかも……」と、子どもの心に訴えかける言葉に言い換えましょう。
ポイントは、子どもを怖がらせるのではなく「ママ・パパを困らせちゃいけない」と思わせることです。
もし、ずっと手をつないで過ごせたら「いい子だったね」と褒めてあげてくださいね。
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