SNH48一本に専念するって決意したことは、自分の中で相当な覚悟がありました。「日本での活動ができなくなる」というのが上海に行く前、いちばんの不安でした。

6年という時間をかけて、AKB48の宮澤佐江をやっとみなさんに知っていただけたかな、と思った頃に上海のチャンスを頂いたので、「今ここで、上海に行ってしまったら、新しい次世代メンバーもどんどん入って来て、自分の名前もかき消されてしまうんじゃないか」っていう不安もありました。

せっかくAKBと兼任させていただいたにも関わらず、でも、上海のメンバーとの関わりを通して、「この子達と何かをしたい」と心から思って、SNH48一本に絞ることを決意して。

日産スタジアムの7万人のみなさんや、視聴者の方を含めてたくさんの方が見ていた中で、あの発言をしたことに自分がいちばん驚いているんですが、でもあれを言えた自分っていうのは、芯が通ってたなと思うんです。

何であんな発言をしたんだろう、っていうのは誰もが思っていたことだと思うし、それついて、自分は実はこういうことを思ってたんだよ、っていうのを細かく伝えていただけたこの「ミラチャイ」は、私にとって本当にうれしい場でした。

――ありがとうございます!!! AKB48 32ndシングル選抜総選挙についての回(第18回第19回第20回)は、佐江ちゃんにもたくさんのことをお話いただいて、総選挙後のご家族とのやりとりをお聞きした際には、佐江ちゃんも「ミラチャイ」スタッフも涙、涙のインタビューとなりました。ファンの方からも、驚きとたくさんの反響をいただきました。

きっと何回も読んでくださったファンの方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。実際に私も「そう!そう!そう!」って思い出しながら、何回も読み返しました。

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