5: 子作り計画に無関心

結婚したら、すぐにでも子作り計画について話し合うカップルが多いなか、新婚当時から結婚生活にかげりが出る夫婦ほど、子作りに関する計画に無関心な傾向もあります。

「そのうちできればいい」「不妊治療はしない」というカップルでも、新婚時代に一度は子作りについて話し合い、ふたりで決めた結果として「自然に任せよう」となっている場合が多いものです。

最初から子作りについて無関心で話し合う機会すら設けない夫婦ほど、だんだんと「夫婦」や「家庭」の意識が薄れていき、一体感のない夫婦関係になりやすいようです。

家族計画について無関心ということは、夫婦関係の構築にも無関心になりやすく、新婚期からどんどんふたりの心が離れやすくなるのです。

結婚をしても「個人」の意識が強すぎる夫婦ほど、新婚時代からギクシャクとしたおかしな空気が生まれやすくなります。

「個」を大切に思う感性は悪いものではありませんが、夫婦単位で物事を考えられなくなっていると、結婚した意義もわからなくなり相手への愛着や信頼が育ちにくくなります。

最悪の場合には、そのままスピード離婚へ……という結末になっても不思議ではありません。

せっかくご縁があって結婚したのであれば、新婚時代は相手を今まで以上に深く理解する有意義な時間にしたいものです。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」