2:「今じゃない」を繰り返しておひとりさまに
都内マーケティング会社に勤務するBさんは、20代後半から転職を繰り返して、やっと今の仕事に満足できるようになったといいます。
「その頃から、結婚を真剣に考えられなかったので、バーで知り合った年上の女性と付き合っていました。でも本気じゃないから、長続きしなかった。そのうち、恋愛が面倒くさくなってしまったんです」
転職を繰り返しているうちに、いつの間にか、おひとりさまのライフスタイルがしっくりいくようになったというBさん。
「毎週、土曜日はネットフリックスやアマゾンプライムでドラマや映画を観てから、気に入っているカフェでランチしながら、チェックしている本を読み、ジムで汗をかく。夜は男友達と飲みに行く。この習慣が心地いいので、土曜日にデートする気にならないですね」
攻略のポイント
仕事や趣味、交友関係を大事にする男性は、女性とデートする必要を感じなくなることも。つまり彼の心には「彼女」という椅子がないのです。
しかしこういうタイプの男性に限って、ファッションセンスが抜群だったり、美味しいお店を知っていたり、話題が豊富なモテ系が多いもの。
まずはフレンドリーなつきあいをしてみましょう。男性の心境が変わり、結婚願望が湧き出ることもあります。
3: 夢を追いかけている
音楽プロデューサーのCさんは、イケメンでファッションセンスも抜群。人との距離感もスマートで、育ちも良く、非の打ちどころのないアラフォー男性です。しかし、彼女いない歴は5年になるそう。
「入れ込んだアーティストがブレイクするまで、仕事一筋です。土日どころか夏休みも正月もないほど忙しくて。女性とデートの時間もない。そのため恋愛から遠ざかっています」
とはいえ、Cさんには理想の女性がいるといいのです。
「自分の仕事を理解してくれる、おおらかで優しい女性がいいですね」
恋愛をしたいが、夢の実現が第一。たまに寂しくなるそうですが、今は目標達成が目下の課題だそうです。
攻略のポイント
夢に向かって邁進している男性に、「私のことも考えて」とアピールしても無理なことが多いのが現実。
夢の実現に向けて必死になっている男性は、好きな女性に望むものを与えてあげられないことを知っています。知っていても、必死で彼女に与えようとする男性もいますが、それはこれまでの二人の歴史があってこそ。
もしこのタイプの男性を好きになったら、いつも応援しているというスタンスで臨みましょう。時には姉のような気持ちで、彼を包み込みながら、癒してあげましょう。
「告白は彼から」と決めつけないで、自分から告白してもいいでしょう。その場合は「いつも味方でいたいから」と一言添えると、感動してもらえるはずです。