4: 理想が高すぎる

サービス業に従事するDさんは、職場に女性が多いせいもあって女心を熟知しています。そのためモテ系男子ですが、女性と別れると、別の女性とすぐに付き合ったりと、長続きしません。

Dさんはその理由を「まだ本命に会っていないから」と言っています。ちょっと言い訳がましいですね。

「でも来年40歳になるので、今年あたりに、ばっちり本命をゲットしたいですよ」と婚活にも燃えている様子。

「理想はモデルのようなプロポーションで、しかも清楚。育ちが良く、僕の帰宅が遅くても待っている人」

一言でいえば、外見は外人のようで中身は古風な和風美女。女性目線でいえば、かなりハードルが高いですね。

攻略ポイント

男性は女性が思っている以上に、ロマンチスト。そのため「理想の相手」を求める傾向が女性よりも強いのです。

ただあまりにも理想の女性を掲げていると、精神年齢が幼く見えてしまいますね。

人生には様々な壁があって、それを乗り越えながら、人は成長していきます。現実にあるハードルを越えながら、成熟したいい男ができあがるわけです。

あまりにも理想が高すぎたり、理想にしがみついている男性は、現実の女性が見えていません。

「私の魅力が見えないのね、残念!」とさっと引いて、次の新しい出会いを探しましょう!

5: 非婚主義者

2019年に「東京独身男子」というドラマがありました。

高橋一生、斎藤工、滝藤賢一の三人が独身を謳歌するアラフォー男性を演じ、わがままな非婚男性たちが、女性に振り回される姿はくすっと笑えて、ほほえましかったものです。

しかし、現実はドラマと違います。「結婚しないことを選ぶ」非婚男性の岩のような決意を変えることは難しいものです。

攻略ポイント

しかしそんな非婚主義者も、母親など親族や恩師など自分にとって大切な人が他界した時に、寂しさが募ってくることがあります。

ふと、結婚のチャンスがやってくることもあるのです。

アラフォーを迎えても結婚しない男性には、その男性なりの事情があるのです。

事情を受け入れてアプローチすれば、お付き合いやその先の結婚も不可能ではありません。

しかし、男性のタイプによっては引き際を見極めることも大切。どうしても自分の生活に女性を必要としていない男性も中にはいます。

「無理かも」と感じたら、切り替えて次に進みましょう。

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」